バックログの未割り当てアイテムを未来スプリントに自動アサインして表示する
バックログには「まだスプリントに割り当てていないアイテム」が常にある。これを「未割り当て」としてフラットに並べるより、velocity をもとに未来のスプリントへ自動アサインして表示した方が計画の見通しがよくなる。
設計:
- 現在のスプリントの残キャパシティと velocity から「Sprint N+1」「Sprint N+2」のような未来スプリントを生成する
- バックログアイテムを優先度順に並べ、velocity に基づいて各スプリントにアサインしていく
- UIには通常のスプリントと同じ形式でグループ表示する
velocity の計算にはイテレーションごとの平均ではなく 直近21日のローリング平均を使った。イテレーション長が変動しても安定した予測になる。
トレードオフ:
- velocity の精度に依存するため、初期フェーズや人員変動が多いチームでは予測が外れやすい
- 「予測」であることをUIで明示しないと、確定スケジュールと混同されやすい
PivotalTracker や Linear でも同様のアプローチが取られており、特に PivotalTracker はこの予測スケジューリングをコアUXとして採用している。バックログの見通しがひと目でわかるので、このスタイルを好んで採用している。velocity ベースの自動スケジューリングは、バックログが積み上がってきたときに特に効果を発揮する。